ここまで第1回目の精液検査について記してきた。
今回からはいよいよ夫婦揃っての治療開始について書き留めていきます。
診察は朝早いんすわ…
第1回目の精液検査から約1カ月後、最初の申し込みからはちょうど半年後。
ようやく不妊治療が本格的に始まろうとしている。
まず、当日持参した物は、
・妻がこれまでかかりつけ医で行ってきた定期健診の診断書
・パスポートなど身分証明書(顔写真付)
こんな感じ。
とにもかくにも、なにが苦痛って診察開始が朝早いこと。
妻も私も、もともと早起きは得意ではない。
2人で「もうちょっと遅い時間にすることできないのかね」とブツブツ言っていたのを覚えていますw
女医さんとご対面
院内の様子を見る限り、院長先生っぽい人は男性だし、他にも何人か男の医者もいるが、基本的には女性の医者が多い。
他の患者さんも基本的には女性が多いし、患者さんのことを考えたら女医さんがマジョリティなほうがいいのかもしれない。
私にとっても、1カ月前の精液検査&触診&問診の相手が男性の医者だったことに、少し安堵した。もしあれが女性の医者だったら、少し嫌だったかもしれない。
さて、私たちのように夫婦揃って(旦那さんをともなって)来ている方もチラホラいたが、患者の多くはやはり、女性が一人で来ていた。
ゆくゆくは妻が一人で来ることになるのかもしれない。
しかし最初は分からないことも多いし、ドイツ語的にも不安は大きいし、自分の精液検査の時に妻もついてきてくれた。
恩返しじゃないけど、お互いが支え合わないと妊活って進められないもんね。
そんなこんなで名前を呼ばれ部屋に入ると、私たちを待っていたのは女医さん。
ハリウッド映画のラブコメディでヒロインの親友を演じていそうな、愛嬌のある方(←どんな表現w)
第1回目の面談開始
基本的に私は横に座っているだけ。先生との質疑応答は妻が担当。
質問も複雑なものはまったくなく、「結婚してどれくらいか」とか「子宮に病気があったことはあるか」とか「これまで妊娠したことはあるか」とか、そんな感じ。
一通り答え終わったところで女医さんから妻へ、
「子宮の様子を見たいので、次に生理がきたらすぐに連絡ちょうだい。生理が始まった3~5日後にまたここに来てもらって、検査するから」
と、次の指令が。
初めて知ったのだが、先生いわく「エコーで子宮を見る時に最も綺麗に映るのが生理中」だという。
オタマジャクシの様子
これに先立って受けていた精液検査の結果も女医さんに提出した。
それを見た先生は「もちろん断言はできない。ただ、精子の動きは悪いけどそこまで悲観的になる数値ではないと思う」とコメント。
そんな先生の言葉に少しホっとしつつ、その翌週に左の睾丸に静脈瘤があるかどうかをチェックする旨も伝えた。
そんなこんなで第1回目の面談は終了。
まだまだ始まったばかりの妊活。
先は長い。
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