私の実家は、いわゆる大都市部には属さない。
地方都市と言うほど栄えてもいない。
小さな町、いや、小さな村だ。
そんなところを出発した両親からの救援物資(日本食)が、郵便局に預けてからたったの4日でドイツの自宅に到着した。
もちろん過去最速だ。
【かつては税関で止められたことも…】
かつては荷物が毎回20kgを超え、重すぎるあまり税関に止められてしまうことも多々あった。
航空便で送ってもらったはずなのに、待てど暮らせど荷物が来ず、3カ月ほどかかった時もあった。(この時は、おそらく手違いで船便になってしまったのだろうと結論付けた)
いずれにしても、平均で2~3週間かかるというのがこれまでの国際郵便事情だった。
それがたったの4日。
コロナ禍で荷物の往来が減っていることもあるのだろう。
しかし4日ですよ。4日。
日ハムのヒルマン監督でなくとも、シンジラレナーイと叫びたくなる。
中には、カップ麺から乾物からお菓子から、出るわ出るわの救援物資。
日系スーパーも年々充実度を増しつつあるとは言え、やはり日本とまったく同じ品揃えは不可能。
自分と妻の好物ばかりが入っている実家からの救援物資ほどうれしいものはありません。
【不妊治療28カ月と15日:タコとイカ】
私と妻の住む町の市内中心部に新しく大型スーパーが出来た。
品揃えはとんでもなく良いのだが、魚介も充実していることを最近知った。
妻と行ってみると、なるほど、魚やエビの他に、タコやイカもたくさん置いてある。
実家からの救援物資にお好み焼き粉も入っていたので、イカとタコをそれぞれ500gずつ購入することにした。
今日の夕飯は、充実した具材が入るお好み焼きに決定した。
【妊婦を見ると幸せな気持ちに】
この頃、買い物に出ている時、街中を歩いている時、公共交通機関に乗っている時など、これまで以上に妊婦さんが目に入るようになった。
そして今までと決定的に違うのは、以前までの複雑な気持ちはなくなり、幸せな気持ちで妊婦さんを見ることができるようになったことだ。
妻のおなかも、そこまで目立ちはしないが、明らかに膨らんでいる。
膨らんでいる妻のおなかを撫でることが、このあたりから私の日課になった。
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