サマータイム

雑記

今日からサマータイム。

毎年、3月の最終日曜日の午前2時になったと同時に時計の針が1時間進む。

これにより、日本との時差は8時間から7時間へ。

冬時間に戻るのは毎年、10月の最終日曜日。

この時には、午前3時になった瞬間、時計の針が1時間戻って午前2時になる。

ドイツに来たばかりの頃は、この感覚が習慣化されていなかったので、なんとも不思議な気分だった。

しかし今では、夏時間になる時には「あー、睡眠時間が1時間短くなるなあ」、冬時間に戻る時には「1時間多く寝られるなあ」というくらいの感覚。

なにより一番面倒くさいのは、時計の針を動かす作業。

スマホやPCは勝手に変わってくれるからいいのだが、我が家に設置してある時計はどれも安価なデジタル時計orアナログ時計ばかり。

したがって、それらをすべて手動で直さなければならない。

夏時間ないし冬時間に変わった後にこの作業をやろうとすると、夏時間(冬時間)になったことをついつい昼過ぎまで失念してしまう、なんてことも何度かあったので、ここ7~8年は夏時間(冬時間)に変わる前の晩のうちに時計の針を動かしておくようにしている。

サマータイム廃止は決まったものの…

そもそもサマータイムがなぜ導入されているかというと、夏の間の長い日照時間をうまく活用するため。

でも、どうやらこのサマータイム、体にはあまり良くないという研究が最近出始めているらしい。

サマータイムが始まる3月最終日曜とその翌日、そしてこれが終わる10月最終日曜とその翌日あたりは、脳梗塞や心筋梗塞、流産などの件数が高まるという報告もあるようだ。

それゆえ、サマータイム廃止の議論が結構前から出ていたのだが、ついに2019年にEU議会が「2021年にサマータイムを廃止する」と決定した。

実際、私もサマータイム(もしくは冬時間)移行直後は、なんとなく体が重たい気がしていたし、この決定には私自身も大いに喜んでいた。

だが蓋を開けてみれば、2022年になった今も廃止はされていない。

コロナ禍もあり、EU各国の足並みを揃えるのが現状では難しく、「ひとまずはこれまで通りで」ということのようだ。

とにかく、1時間早めてしまった以上は、”正常”な冬時間に戻す必要がある。

なので10月末にはまた時計の針を動かす作業が待っている。

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