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不妊治療

【不妊治療33カ月と13日その4:へその緒カット】

ベビすけの誕生後、写真や動画をいくつか撮り、それが終わったころ、助産師さんが「へその緒切るよ」と教えてくれた。 私はてっきり妻か助産師さんが切るものだと思っていたが、2人とも私のほうを見ている。 助産師さん「“パパ”としての最初の仕事よ」 妻「パパよろしく~」 てな具合だ。
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【不妊治療33カ月と13日その3:8時30分頃、体勢を変える】

妻は何度か体勢を変えた。分娩室に到着した直後は仰向けに寝ていて、途中からひざまずく感じになり、今度は横寝に。そして最終的にまた仰向けになり、上半身はリクライニングベッドで少し起こしている感じになった。陣痛で発狂しそうな妻にとっては、体勢を変えるだけでも大仕事だ
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【不妊治療33カ月と13日その2:7時13分、病院に到着】

時はコロナ禍。入場制限もあり、病院の入り口付近は、受付に並ぶ人が大勢いた。しかしこちらは一刻を争う。列をすっ飛ばし、受付の人に「妻の陣痛が始まった」と伝えると、「分娩室には連絡してある?」と聞かれたので、「もちろん」と答えた。すると問題なく「〇階に行って」と通してくれた。
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【不妊治療33カ月と13日その1:陣痛は突然に】

朝5時半ごろ、ふと目が覚めた。気付くと、隣に寝ているはずの妻がいない。10分、20分…30分が経過しても、妻が戻ってこない。不審に思った私はベッドを降りて寝室を出る。すると、トイレのドアの隙間からかすかに明かりが漏れているのが分かった
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【不妊治療33カ月と12日その4:停電でもゲーム、妻の食欲アップ】

停電の中、ひとまず室内のチェックはすべて終わった。不思議なことではあるが、照明が使える部屋と使えない部屋があり、同様にコンセントが使える部屋と使えない部屋がある。家の中のブレーカーっぽいもののツマミも、変化はない。地下の配電盤を見に行けば、なにか分かるんじゃないか…そんな淡い期待を抱きながら、私は地下におりた。
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【不妊治療33カ月と12日その3:暗闇チェック@停電中】

シャンプーを流している時に、突如停電に見舞われた我が家。停電により給湯器も使えなくなったため、真冬に真水で頭の泡を洗い流すという苦行。止まらない体の震えを戦いながら、私は妻と一緒に停電の被害状況を調べる作業を始めた。廊下とキッチンを調べ終わった私たちは、続いてリビングへ向かった。
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【不妊治療33カ月と12日その2:給湯器故障→停電】

午前に蛇口を修理してもらったと思ったら、今度は給湯器が故障。同じ日の午後に今度は給湯器を修理してもらうなど、バタバタだった。そんなせわしない1日も終わり、妻と私はいつも通り19時ごろに夕食を済ませ、20時ごろ妻がシャワーを終えた。
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【不妊治療33カ月と12日その1:蛇口修理→給湯器故障】

洗濯機につなぐ蛇口の水漏れを修理してもらい、蛇口はピカピカの新品に取り換えられた。しかし、これが悪夢の始まりだった。。。
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【不妊治療33カ月と7日:妻が臨月、私はシュツットガルト出張】

出産予定日まで2週間ちょっと。そんな時に、ボスから指令が来た。「新しいプロジェクトのための会議をシュツットガルトでやるから、キミに行ってほしい」と…。
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【不妊治療32カ月と4日:Hebammeさんに教わった哺乳瓶ゲット】

Hebammeさんとの面談で話したテーマの一つに、母乳で育てるか、それともミルクで育てるか、という話があった。そのHebammeさんは「できれば完母(←妻いわく『完全母乳』の略らしい)で育ててほしい」派だという。私と妻も、その点では考えが一致していた。