泌尿器科で、左の睾丸に静脈瘤がある可能性を指摘された。
そして、それが不妊の原因かもしれない、と。。。
夫婦揃っての不妊治療をスタートした翌週、紹介された睾丸専門医のところへ出向き、検査をしてもらうことになった。
まずは電話予約
改めてドイツの医療事情について触れておくと、この手の検査をしてもらうために飛び込みで医者に行って診てもらえるケースは極めて少ない。(救急病院は別)
したがってあらかじめ予約を入れておかなければならないのだが、なぜかこの国の医療事務さんたちは(私のこれまでのドイツ滞在経験上では)メールに対してレスをくれることがほぼない。
直接電話をかけるのが最も望ましいコンタクト方法なのです。
泌尿器科で「睾丸の検査を受けるように」との指摘を受けた日の午後に早速電話で予約を試みた。
電話はすぐにつながったが、こちらの下手くそなドイツ語に対し、受付の女性は明らかにダルそうw
らんたろー「これこれこういうワケで、睾丸を検査してほしいんです」
受付「はいはい。んじゃ〇月×日はどう?」
らんたろー「〇月×日…!? そんな先になるんですか?」
受付「そうですよ、それ以外は無理ですからね(ちょい高圧的)」
この〇月×日というのは、なんと約2カ月も先。
確実にそれまでに妻の生理は来てしまうし、不妊治療の次のステップに進むのが予定よりも遅れてしまうことに危機感を抱く。
でも、仕方ない。そこが男性器科の病院としておススメされたところだし、多少治療が遅れたとしても背に腹はかえられない。
らんたろー「…わかりました。それじゃ仕方ないので〇月×日でお願いします」
受付「んじゃ名前と生年月日と電話番号を教えて」
らんたろー「○○、○○○○、××-××××-×××です」
プライベート保険の強さを実感
さて、私が笑ってしまったのはここからだ。
受付「じゃあ保険会社はどこ?」
らんたろー「●●(某プライベート保険会社の名前)です」
受付「●●ね……OK。えーっと…△月△日も空いてるわよ(ドヤ)」
ドイツでは大まかに分けて保険が2種類ある。
国民の大多数が入っているのが公的保険。
私が入っているのはプライベート保険。
それぞれのメリット、デメリットはまた別の機会にこのブログで触れたいんですが、プライベート保険はなんというか”上客”扱いされることが多い。
ちなみにこれ、「俺様はエリートだからプライベート保険なのじゃ!」というわけではなく、単に私がドイツで保険に入ろうとした時に、当時の制度ではプライベート保険しか選択肢がなかっただけですw
上述のとおり、保険の詳細はいずれ記します。
とにかくそんなわけで急に上客扱いされ、最初に提示された〇月×日よりも1カ月ほど前倒し。
こんなに態度が変わるものなのかと苦笑してしまったが、なんにしても良かった。これで不妊治療がある程度トントン拍子に進んでくれるだろう。
そんな思いを抱きながら電話を切り、妻(←公的保険に加入)に全容を伝えると、プライベート保険との格差におもいっきり悪態をつきだしたwwwww
ウチの奥さん、やっぱ最高におもろい。
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