妻は不妊治療24カ月と18日から、ゴナールFを注射。
そしてタバコ事件の翌々日、妻の卵子が成長しているかどうかのチェックがあった。
私は仕事で行けず、妻が一人で病院に向かった。
エコーで検査したところ、左右に4つずつくらいの卵子が育っているようだ。
卵子の成長を2日後にまた検査し、その様子で採卵手術の日を正式に決定するとのこと。
【不妊治療24カ月と25日:卵チェックその2】
病院に行った妻から連絡が来た。
「けっこういっぱい卵が育ってたから、おそらく明後日に手術になると思う」と。
そして「ぐりぐりされて痛かった(泣)」とのこと。
まるで他人事のように聞こえるかもしれないが、痛い思いをする女性は大変だよなぁ…。
採卵手術の正式な日時は、のちほど病院から電話で伝えられるという。
【病院から電話】
その日の午後、職場にいる私に妻から連絡がきた。
「病院から電話があって、明後日の午前11時20分に旦那さんと病院に来てくれって」
そして病院からの指示によれば、妻は今晩の0時55分に注射を打つことになっている。
ということは、手術日の13時頃に卵子を採取するはず。
卵子を採取した直後に、私の精子を妻の卵子にかけて授精を試みるらしい。
なので一連の流れとしては、
→夫(私)が11時半ぐらいから部屋にこもり、容器に射精する
→精液を洗浄して、精子を抽出
→それと並行して妻は採卵手術
→採取された卵子に精子をふりかける
ということのようだ。
【上司になんと伝えるか】
この半年ほど前から新しい職場に移っていた私にとって、精子を取るために仕事を休むのは今回が初めて。
なんなら仕事を休むこと自体、それまで1度もなかった。
もちろん不妊治療に励んでいることなど、職場では一切話していない。
妻に「仕事を休みたいと上司に伝えるために、どういう言い方をしたらいいか」をなんとなく相談してみた。
長くドイツの一般企業に勤めている妻は、「なんで休むのか、その理由を上司が部下に聞くのはダメなはずだから、気にしなくていいよ」と。
そのアドバイスに従い、理由は特に何も伝えず「明後日、仕事を休ませてください」とボスに伝えた。
ボスからは「もちろんOK」と短い言葉が返ってくるだけだった。
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