歯医者で「歯周病の予備軍です」と宣告された1週間後、その歯科医から、治療のための見積書が届いた。
この見積書を私が加入するプライベート保険に送り、治療費負担のお願いをしなければならない。
で、気になる費用はいくらかというと…
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1249ユーロ(約18万1600円)!!!!!!!!!!!!
つい先日、IVF(体外受精)とICSI(顕微授精)の支払いで似たような金額を見たんですが…。
いやー、高い。
めちゃめちゃ高いじゃありませんか。。。
でも歯は一生モノだしなぁ。
とりあえずプライベート保険に送ってみましょう。。。
【不妊治療29カ月と26日:出張先で…】
仕事のため、ドイツ国内の某都市に出張が入った。
コロナ禍だったので、約1年半ぶりの出張だ。
仕事を終えてホテルにチェックインし、夕ご飯を食べに出かけた。
なんとなくアジア系が食べたい気分だったので、ホテルから歩いて3分ほどのベトナム料理へ。
その日はうだるような暑さで、ドイツなのに夜になっても気温がまったく下がらない。
その暑さのせいで、ベトナム料理屋もテラス席は満席。
店内はガラガラだけど、その理由はおそらく暑さ。
店内はとにかくムシムシしている。
さすがにこの暑さの中、店内では食べたくないし、かといってテラス席は全部埋まっている。
そこで、持ち帰りをお願いした。
待つこと10分、料理が完成したので料金を支払い、袋をもらってホテルに帰った。
おなかがペコペコだったので、部屋に戻ってウキウキで容器を開けると、とてつもなく良いにおい。
「さーて食べるか」と思って袋の中を調べると、フォークもスプーンもお箸も入っていない…。
ベトナム料理屋まで約3分だが、脳みそが既に「食べるモード」に入っていたため、往復6分は非常に遠い。。。
フロントに行ってスプーンかフォークを借りることも考えたが、サービスの質が低いドイツのホテルのフロントにお願いして、果たしてスプーンかフォークを貸してくれるのかも疑問。
仮に断られた場合、イライラが増加する恐れがあったので、これも却下。
もう仕方ないな、ということで、手づかみで食べることにした(笑)
しかし料理は出来立てホヤホヤ。
指の火傷に気を付けながら、「熱い熱い」を連呼しつつ、時間をかけて完食した。
フォークやスプーンを忘れられたのは大きなマイナス点だが、少なくとも料理の味はとてもおいしかった。
【不妊治療30カ月と1日:保険会社から連絡(歯周病治療について)】
私が加入しているプライベート保険から、歯周病治療の見積書に関する返事が書面で届いた。
おおまかに言えば、1249ユーロのうち、1000ユーロほどはカバーできるとのこと。
しかし、見積書に書かれていた一カ所、金額にして249ユーロ(約3万6000円)の箇所が、「必ずしも必要ではない治療だと判断しました」とされ、負担してくれないという。
なので、1249ユーロのうち1000ユーロはカバーしてもらえることになり、全体の20%にあたる249ユーロは自腹となった。
80%は負担してもらえる、と考えると大きなことのようにも見えるが、3万6000円の自腹も無いに越したことはない。
不妊治療では、私の妻(公的保険加入者)にかかった費用も半額負担してくれるなど、謎の大盤振る舞いだったプライベート保険会社だが、なぜか私の歯に関しては渋い対応を見せてきた(笑)
プライベート保険からの手紙を読み終わり、ひとまず歯医者にこのことを電話で相談すると、「いやいやいやいや、意味が分からない。必要な治療だから見積書に書いてるのに…。オーケー、こちらでなんとかする」と、電話口で先生が言っていた。
まあ最悪自腹になっても仕方ないか、と腹をくくり、治療日の予約を入れてもらった。
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