妻にあたってしまい反省した私は、妻に代わってM先生宛にメールを書くことに。
なんとなく私と妻の中で、
・ヒアリング→妻>私
・読み書き→私>妻
・口頭→私≧妻
のような認識があり、いつからか電話でのやりとりは妻が担当し、メールや文書でのやり取りは私が担当するというすみ分けがなされていた。
私にとってメールを書くことはそんなに億劫なことではない。
【M先生に何を伝えたいか】
メールを書くにあたり今一度、妻と要点をまとめてみた。
・私(夫)の保険はプライベート保険。しかし妻は公的保険。
・不妊治療の費用をそれぞれの保険会社に負担してもらうためには、プライベート保険用と公的保険用の2カ所に「Behandelungsplan」を提出し、それぞれの保険会社から「OK」の返事をもらわねばならない。
・まずM先生は、プライベート保険用にBehandlungsplanを書いてくれたが、そちらには「IVF(体外受精)を実施する」と書いてある。
・そしてプライベート保険からはOKの返事がきた。
・しかしM先生に今回出してもらった公的保険用のBehandlungsplanには「ICSI(顕微授精)を実施する」と書かれている。
・これを公的保険に送り、仮にOKがもらえたとする。
・そもそも公的保険が負担してくれるのは、妻にかかった費用の半額。そしてプライベート保険が負担してくれるのは、私にかかる費用の全額+妻にかかった費用の半額。
・だが、ここは、なんでもかんでも紙・契約書に書かれていることが絶対であるドイツ。「IVFを認めます」と手紙を送ってきたプライベート保険が、(仮に我々がICSIを実施した場合)ICSIの(妻にかかった)費用を半額負担してくれるのか極めて疑問。
・その逆もまた然りで、「ICSIを認めます」と言ってくれた公的保険が、(仮に我々がIVFを実施した場合)妻にかかったIVFの費用を半額負担してくれるのかも疑わしい。
【妻と話し合った結果…】
M先生も多くの患者を抱えているし、混乱しているかもしれないので、とりあえず、我々の状況を全部説明してみようということになった。
なので、メールでは↑に書いたように一からすべて説明し、「さて、どうしたらいいでしょうか?」とM先生に投げかけてみることにした。
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