私が加入しているプライベート保険から送られてきた申請書2枚のうち、自分たちで埋めるほうはすぐに記入した。
しかし、その申請書には「奥さんが加入している公的保険のKonstenentscheidungを送ってください」という文も書き添えられていた。
Kostenentscheidung…?
Kostenentscheidung(コステンエントシャイドゥング)なんてまったく聞き慣れない単語。
KostenとEntscheidungの2つの単語がくっついたものだというのはすぐに分かったが、直訳すると「費用」+「決定・判断」。
ドイツ語でググってみたところ、どうやら「どれくらいの費用を負担するのかを明記したもの」という感じらしい。
私が加入しているプライベート保険としては、あらかじめ妻の保険会社がどれくらい、これから始まる人工授精の費用を持つ意思があるのかを知っておきたいのだろうか。
理由はよく分からないけど。。。
分からないけど、とにかく問い合わせ
妻が公的保険に連絡し、「夫のプライベート保険に人工授精の費用負担を申し込みたいんだけど、アナタがたのKostenentscheidungを提出しなければならないんです」と伝えてみた。
すると向こうは「それを出すには、病院のBehandlungsplan(ベハンドゥルングスプラン)を持ってきてください」と。
………またよく分からん単語が出てきたぞ(‘Д’)
今度は「Behandlung」と「Plan」。
つまり「治療計画書」といったところか。
続いて病院に問い合わせ
もうドイツ生活もそれなりに長い。
いわゆる”たらいまわし”というやつには十分慣れているし、この程度は屁でもない。
公的保険との電話を終えると、すぐ病院に電話した。
すると、ぶっちゃけ予想していたことではあるけれども、先生がパパパっと書いて郵送できるものではなく、患者(我々)と先生が面談しないと、このBehandlungsplanこと治療計画書は出せないという。
ダ・ダ・ダリぃぃぃぃぃぃぃ(心の声)
どうせまた面談まで時間かかるんだろ…(心の声パート2)
私「で、面談はいつできるんですか?」
病院受付「えーっと…●●先生(過去2回面談してくれた女医さん)が休暇に入るので、1カ月半後ですね」
やっぱりね(心の声)
私「分かりました。では、それで予約しておいてください」
1カ月半も待たされることを聞き、妻はだいぶしょげていた。
もちろん私もしょげていた。
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